日本遺産 鞆の浦 お手火祭り
鞆の浦の『お手火祭り』は、「鞍馬の火祭り」(京都・由岐神社)「那智の火祭り」(和歌山・熊野那智大社)と並ぶ日本三大火祭りのひとつに数えられおり、その起源も中世以前にさかのぼると言われています。青竹と神木・天木香樹(むろのき)で作られるお手火は、重さ約150kg。燃え盛る炎を担いで、氏子衆は頭に水をかけられながら熱に堪え、雄々しく拝殿を目指します。 参拝者はこの神火を小手火に移し、家庭に持ち帰り、家内安全を祈念。厄除けの護符とします。